【2026年版】BASE・Shopify・カラーミーショップ・STORESを徹底比較
更新 : 2026年5月10日
日本の小〜中規模EC運営者向けに、4つの主要ECプラットフォーム(BASE・Shopify・カラーミーショップ・STORES)を比較しました。
BASE・Shopify・カラーミーショップ・STORESについて、各サービスの概要とメリット・デメリットを整理し、料金や機能を一覧で比較した上で、適した利用シーンについて解説します😊
これからネットショップを始めたい方や、乗り換えを検討している方にも役立つ内容になっています✨
各サービス概要
BASE・Shopify・カラーミーショップ・STORESの特徴を簡単に比較し、違いがひと目でわかるように整理しました。
BASE(ベイス)
BASEは国内発のオンラインストア構築サービスで、スタンダードプランなら初期費用・月額費用が0円で、スモールスタートに最適です。商品が売れたときに決済手数料とサービス利用料が発生する従量課金型のため、売上がまだ読めない個人・小規模ショップでも始めやすいのが特徴です。売上が伸びてきた場合は、月額固定費のあるグロースプランへ切り替えることで決済手数料を抑えられます。スマートフォンアプリからショップ開設や商品登録、受注管理まで行え、抽選販売やSNS連携、ポップアップ出店など集客支援機能も備えています。無料テンプレートに加えて有料テーマが多数あり、デザイン性の高いショップを低コストで構築できます。
Shopify(ショッピファイ)
Shopifyは世界中で利用されるクラウド型コマースプラットフォームで、オンラインストアの構築からPOSレジやB2B取引、越境ECまで幅広い機能を提供します。国内向けの主要プランはBasic・Grow・Advancedの3種類で、いずれも月額費用が発生しますが、Shopify Paymentsを利用すれば取引手数料を抑えられます。数千のアプリやテーマで自由度の高いカスタマイズが可能で、越境ECやB2B、複数チャネル販売まで見据えた大規模ビジネスに向いています。
カラーミーショップ
カラーミーショップはGMOペパボが提供する国内向けEC構築サービスです。フリープランから始められ、有料プランでは販売手数料が0円でクレジットカード決済手数料も比較的低く設定されています。レギュラー、ラージ、プレミアムと事業規模に応じたプランが用意されており、商品登録数やディスク容量が充実しています。テンプレートのHTML/CSS編集やWordPressとの連携が行えるため、デザインや機能を自由にカスタマイズできます。
STORES(ストアーズ)
STORESはネットショップ作成や予約管理、キャッシュレス決済、POSレジなど複数サービスを提供するプラットフォームです。2026年現在は、固定費ゼロで始められるフリープランと、主要機能をまとめて利用できるスタンダードプランが中心です。スタンダードプランでは独自ドメインやネットショップのすべての機能、POSレジなどが利用しやすくなり、実店舗とオンライン販売をまとめて管理したい小規模事業者にも向いています。一方で、デザインや大規模な拡張性ではShopifyやカラーミーショップに比べて制限があります。
BASEのメリット・デメリット
初期費用ゼロと豊富なデザイン性が魅力ですが、販売手数料や決済条件に注意が必要です。
メリット
- 初期費用・月額費用がゼロで始められ、売れた分だけ手数料を支払う従量課金制。
- 無料テンプレートや買い切り型の有料テーマが豊富で、ブランドの世界観を表現しやすい。
- スマートフォンからの操作に対応し、ショップ開設や商品管理が簡単。
- 抽選販売やSNS連携、クーポン発行など販売促進機能が標準搭載。
- 売上が増えてきた場合グロースプランに乗り換えることで、決済手数料を2.9%に引き下げられる。
デメリット
- スタンダードプランでは初期費用/月額費用が0円となる代わりに、販売手数料3%+決済手数料3.6%+40円がかかる。
- Pay IDアプリからの注文には、スタンダードプラン/グロースプラン共に1注文あたり手数料(決済手数料3.6%+40円+サービス利用料5.9%)がかかる。
- 売上の出金時に振込手数料250円と事務手数料500円(2万円未満の場合)が差し引かれる。
Shopifyのメリット・デメリット
高機能で越境ECにも強い反面、月額費用や学習コストが大きめなサービスです。
メリット
- 多言語・多通貨や海外発送に対応し、グローバル展開が容易。
- POSレジや複数チャネル販売、B2B機能など大規模ビジネス向け機能が充実。
- 数千のアプリやテーマで自由度高くカスタマイズでき、拡張性が高い。
- 24時間対応のチャットサポートや充実したチュートリアルが利用できる。
デメリット
- 月額費用が3,650円〜44,000円と他サービスに比べ高め。
- Shopify Paymentsを使わない場合には2%〜0.6%の外部決済サービス料がかかる。
- 機能が多い分、初期設定や運用に一定の学習コストが必要。
- サポートやマニュアルの日本語対応は一部に留まるため、ある程度の英語力が必要。
カラーミーショップのメリット・デメリット
販売手数料ゼロや柔軟なカスタマイズ性が強みですが、初期費用や契約手続きが必要です。
メリット
- 販売手数料が0円で、有料プラン(レギュラー/ラージ/プレミアム)のカード決済手数料は3.4%〜2.99%と低い。
- 商品登録数やディスク容量が大きく、複数商品の取り扱いに適している。
- HTML/CSS編集やWordPress連携が可能でカスタマイズ自由度が高い。
- レギュラー・ラージプランでは30日間の無料体験があり、機能を事前に確認できる。
デメリット
- フリープランは機能が限定され、商品数や画像枚数などに制限がある。
- 有料プランでは初期費用が発生し、レギュラー3,300円、ラージ3,300円、プレミアム22,000円が必要。
- 決済代行会社との契約が別途必要で、手続きがやや煩雑。
STORESのメリット・デメリット
低コストで始められ多用途に使えますが、機能やカスタマイズ面では制限があります。
メリット
- フリープランで月額0円から開始でき、初期費用も不要。
- スタンダードプランは月額3,300円(年契約)で、独自ドメインやネットショップの全機能、POSレジなどをまとめて利用可能。
- ネットショップ以外に予約管理やキャッシュレス決済など複数サービスを統合できる。
- 「スピードキャッシュ」オプションにより、追加手数料1.5%〜で翌日振込が利用できる。
デメリット
- フリープランの決済手数料は5.5%〜と高く、一部決済では6.5%または4.6%がかかる。
- デザインテンプレートや拡張機能が少なく、カスタマイズ性が限られる。
- 成長後に大規模運営へ移行する場合には機能が物足りないことがある。
料金・手数料の比較
各サービスの主要プランの料金と手数料を一覧表にまとめました。複数プランを展開するサービスでは、主なプランごとに1行ずつ記載しています。
| サービス | プラン | 月額費用※ | 無料期間/試用 | 初期費用 | 販売手数料 | 決済手数料 | 振込・事務手数料 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| BASE | スタンダード | 0円 | 無料期間なし | 0円 | サービス利用料3% | 3.6%+40円/件 Pay ID注文は3.6%+40円+サービス利用料5.9% |
振込手数料250円 事務手数料500円(振込申請額が2万円未満の場合) |
売上がない場合の固定費がなく、初心者や小規模ショップに最適。 |
| グロース | 年払い16,580円/月 月払い19,980円/月 |
無料期間なし | 0円 | 0円 | 2.9%/件 Pay ID注文は3.6%+40円+サービス利用料5.9% |
振込手数料250円 事務手数料500円(振込申請額が2万円未満の場合) |
月商が伸びてきた店舗向け。決済手数料を抑えやすい。 | |
| Shopify | Basic | 3,650円/月(年払い) | 無料トライアルあり | 0円(Shopify Payments利用時) | 0円(Shopify Payments利用時) | 国内カード3.55% 外部決済サービス利用時は追加2% |
振込手数料無料 | 個人事業主・小規模チーム向けの最小プラン。 |
| Grow | 10,100円/月(年払い) | 無料トライアルあり | 0円 | 0円(Shopify Payments利用時) | 国内カード3.4% 外部決済サービス利用時は追加1% |
振込手数料無料 | 成長中のブランドや少人数チーム向け。 | |
| Advanced | 44,000円/月(年払い) | 無料トライアルあり | 0円 | 0円(Shopify Payments利用時) | 国内カード3.25% 外部決済サービス利用時は追加0.6% |
振込手数料無料 | 高度な分析や大規模運営を前提とする事業者向け。 | |
| カラーミーショップ | フリープラン | 0円 | 無料期間なし | 0円 | 0円 | 6.6%+30円/件 Amazon Payは6.5%+30円/件 |
通常入金は振込手数料0円 早期入金は別途月額費用+0.5% |
固定費を抑えて試したいショップ向け。機能制限あり。 |
| レギュラー | 4,950円/月 | 30日間無料体験 | 3,300円 | 0円 | クレジットカード3.4%〜 | 通常入金は振込手数料0円 早期入金は別途月額費用+0.5% |
小〜中規模のネットショップ向け。 | |
| ラージ | 9,595円/月 | 30日間無料体験 | 3,300円 | 0円 | クレジットカード3.19%〜 | 通常入金は振込手数料0円 早期入金は別途月額費用+0.5% |
商品点数が多い店舗や本格運営向け。 | |
| プレミアム | 35,640円/月〜 | 無料相談 | 22,000円 | 0円 | クレジットカード2.99%〜 | 通常入金は振込手数料0円 早期入金は別途月額費用+0.5% |
専任サポート付きの大型店舗向け。 | |
| STORES | フリープラン | 0円 | 無料期間なし | 0円 | 0円 | ネットショップ5.5%〜 | 振込手数料275円 事務手数料275円(入金額1万円未満で振込する場合) |
固定費ゼロで試したいショップ向け。利用できる機能に制限あり。 |
| スタンダード | 3,300円/月(年契約) 3,960円/月(月契約) |
1か月無料 | 0円 | 0円 | ネットショップ3.6%〜 対面決済は1.98%〜 |
振込手数料275円 事務手数料275円(入金額1万円未満で振込する場合) |
ネットショップ、POS、予約などをまとめて使いたい店舗向け。 |
機能の比較
デザイン・多言語対応・アプリ連携など主要機能を横並びで比較しました。
| 機能項目 | BASE | Shopify | カラーミーショップ | STORES |
|---|---|---|---|---|
| デザインテンプレート | 無料テンプレート+有料テーマ多数 | 豊富なテーマとアプリでカスタマイズ自由 | 無料テンプレート+HTML/CSS編集可 | シンプルなテンプレート |
| 多言語・多通貨 | ◎(多言語・多通貨対応) | ◎(多言語・多通貨対応) | △(越境ECはオプション) | △(多言語機能なし) |
| POS/対面販売 | -(オンライン専用) | ◎(POSレジ対応) | ○(外部サービス連携) | ○(POSレジサービスあり) |
| アプリ/拡張機能 | ○(抽選販売・会員管理など) | ◎(数千のアプリ) | ○(アプリストアあり) | △(拡張は限定的) |
| SEO/マーケティング | ○(クーポン・SNS連携) | ◎(分析ツール・広告連携豊富) | ○(クーポン発行・Google連携) | △(基本機能のみ) |
| サポート体制 | メールサポート・コミュニティ | 24時間チャット/メール | プランによりメール・電話・専任サポート | メールサポート・FAQ |
| 独自ドメイン利用 | ○ | ○ | ○ | スタンダードプランのみ |
| HTML/CSS編集 | ◎(有料テーマも編集可) | ◎(自由度高い) | ◎(全プラン対応) | ×(編集不可) |
結論:【大規模ビジネスならShopify、個人や中小企業・小規模企業者にはBASE】
大規模ビジネスを展開する場合にはShopifyがおすすめです。
コストは高めですが、高機能で自由度も高く、オンラインストアの構築からPOSレジやB2B取引、越境ECまで幅広い機能を利用することができます。
すでに売上が伸びていて、広告運用・LTV改善・ブランド強化まで視野に入っているなら、次に見るべきはShopifyです。
Shopifyが向いている人、導入メリット、料金の考え方を詳しく解説した記事はこちら。
【 高機能ゆえの人的負担や運用コストに注意 】
Shopifyは自由度が高い反面、機能や設定が複雑で運営に専門知識が必要になることも多く、外部業者への依頼やアプリ導入でコストが増大しがちです。
過去にShopifyへ乗り換えたショップの中には、「難しすぎて扱えない」や「コストが高すぎる」などの運営負担や費用面を理由に、使い慣れたBASEやSTORESへ戻るケースも見られます。
Shopifyを選択する場合には、社内に複数人の専門チームを設けるか、管理運営を外部業者に依頼する体制を前提とすることをおすすめします。
(相応の知識や経験がある場合を除き、個人の方にShopifyはおすすめしません。企業の場合にも、単独の社内担当者が全てをカバーするのは難しい可能性があります。)
個人や中小企業・小規模企業者、デザイン重視の運営者にはBASEがおすすめです。
月額費用0円でスタートでき、操作もわかりやすいため早期にショップを立ち上げられます。売上が上がってきた段階でグロースプランに移行すれば、決済手数料が業界最低水準へ下がり、トータルコストを抑えつつビジネスを拡大できます。
BASEを選択する場合には、個人での運用はもちろん、企業の場合にも1人の社内担当者~数人の社内チームによる内製化が可能です。
ショップデザインにはDolce & Vivaceなどの有料テーマを活用することで、ブランドの世界観を効果的に表現したショップを低コストで構築でき、長期的なブランディングにも繋がります。
【 Pay IDアプリへの商品掲載は慎重に判断 】
BASEではショップを開設すると、任意でPay IDアプリにも商品を掲載することができます。
Pay IDアプリには下記のようなメリットがあります。
-
新規顧客の獲得
アプリ内で複数ショップを横断検索できるため、あなたのショップを知らない人にも商品を見つけてもらうことができます。 -
購入ハードルの低減
登録済ユーザーは住所・支払い情報入力が不要で、数タップで決済完了。離脱を防ぎ購入率アップに。 -
リピーター獲得
購入履歴やお気に入り機能で再訪しやすく、プッシュ通知やメールで新商品情報も配信可能。 -
無料で露出拡大
BASEが行う広告・SNS施策により、広告費をかけずに多くのユーザーへアプローチできます。 -
販売チャネルの拡大
Webショップに加えアプリ経由でも販売でき、潜在顧客層の幅が広がります。
但し、Pay IDアプリからの注文には、スタンダードプラン/グロースプラン共に1注文あたり手数料(決済手数料3.6%+40円+サービス利用料5.9%)がかかります。 上記のメリットと比較した時に「9.5%+40円」という手数料の負担が大きすぎると感じる場合には、BASE管理画面からPay IDアプリへの掲載を停止することを検討しましょう。 逆に、高い手数料は成果報酬型の広告費のようなものであると許容できるのであれば、手間なく販売チャネルを拡大することができるPay IDアプリのメリットは大きいといえます。
また、ユーザーが「Pay IDアプリ」で商品を購入すると「Pay ID ポイント」が貯まります。
ショップの金銭的負担のない「Pay ID ポイント」によって、『ポイントが貯まるから買う or ポイントが使えるから買う』という層にも訴求できます。
但し、既に多数の顧客/リピーターを持つショップや、扱う商材の利幅が薄い場合には、Pay IDアプリへの掲載を停止する方が利益の確保に繋がります。
逆に、これからショップを開設する場合や、手間なく販路を広げたいと考えるショップの場合には掲載するメリットは十分にあります。
Pay IDアプリ掲載の是非はショップによって異なりますので、よく検討しましょう。
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参考リンク
本文で紹介した公式サイトや関連ページへのリンクを一覧で掲載します。
WEBディレクター / ECコンサルタント
普段は企業のWEBサイトやECショップの運営をサポートしていますが、オフの日は愛猫と遊んだり、カフェでゆっくり過ごすのが大好き☕🐾
お気に入りのカフェで新しいメニューを試したり、猫とゴロゴロしている時間が最高のリフレッシュになっています。
そんな日常の中で感じた「ちょっとした気づき」も、お仕事のヒントになっています😊





