EC運営に必要なすべての画像処理がこれ1本で完結
ECサイト運営にAdobeは不要!無料の「Affinity」で画像編集コストをゼロに
BASEでネットショップを運営していると、「もっと写真をきれいにしたい」「商品を魅力的に見せたい」と感じる瞬間が多いのではないでしょうか。
商品画像のクオリティは、ショップの信頼感や購買率を大きく左右する重要な要素です。
この記事では、Affinityを使って商品写真を美しく整え、売れるショップをつくる方法を、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。
今回は、高価なAdobeソフトを使わなくても無料で画像編集ができる注目ソフト「Affinity」をご紹介します。
「画像編集ソフトは難しそう…」と思っていた方も大丈夫。
写真の明るさ補正や背景透過、文字入れ、SNS用バナー作成まで、EC運営に必要なすべての画像処理がこれ1本で完結します✨
「画像編集ソフト」って何?何ができるの?
写真の印象を整えることは、“商品ページを整えること”と同義。
ECサイトで商品を販売する際、実物を手に取れないお客様にとって、商品画像こそが品質や信頼感を伝える唯一の要素です。
画像編集ソフトは、その「見た目の説得力」を高めるためのツールです。
難しいデザイン知識がなくても、撮った写真を“きれいに・見やすく・統一的に”整えるだけでショップ全体の印象が変わります。
たとえば次のような作業ができます。
- ・商品画像を明るくして、実際の色味に近づける
- ・背景を白や淡色に統一して、一覧での統一感を出す
- ・トリミングして構図を整え、無駄な余白をカット
- ・「SALE」「NEW」などの文字を入れて販促に活用
- ・商品画像のサイズ・比率を揃え、ページをすっきり見せる
EC運営では何十枚という画像を扱うため、 PCの画像編集ソフトによる一括処理・画質維持・正確な色調整が大きな差を生みます。
有名な画像編集ソフト:AdobeとAffinityの関係
プロ仕様のAdobe、無料で必要十分な機能を備えたAffinity。EC運営で本当に必要なのは“軽くて速い実用性”。
多くのプロカメラマンやデザイナーが使っているのがAdobe製品(Photoshop・Illustrator)です。 ただし、これらは機能が膨大で、月額制のサブスクリプションが必要。フォトプランでも年間1万円以上かかり、個人や小規模ショップでは負担が大きいのが実情です。
対してAffinityは、プロ品質の編集ができるにもかかわらず、無料で始められるのが最大の魅力。 操作もシンプルで、非デザイナーでも直感的に扱えます。EC運営に必要な範囲(明るさ調整・背景透過・文字入れ・レイアウト)なら、Adobeを使わなくても十分対応可能です。
つまり、「売れる商品画像をつくる」ために必要な要素は、Affinityひとつで完結できるということです。
Affinityってどんなソフト?
写真補正・デザイン・レイアウトを1本で。無料で始められる実践型クリエイティブツール。
Affinity(アフィニティ)は、2025年現在、世界中のクリエイターやEC運営者から支持を集める統合型デザインソフトです。 写真の補正、バナー・ロゴ作成、チラシやPDFレイアウトなど、ショップ運営に必要なすべての画像処理を1本で完結できます。
最大の特徴は「無料で使える」点。公式サイトからダウンロードすれば、 サブスク契約なしで主要な編集機能をすぐ使い始められます。 明るさ補正・色味調整・トリミング・文字入れなど、ECサイト運営に必要な基本ツールはすべて搭載済み。 さらにAI補助(背景削除や色補正)も追加できるため、商品画像を整える作業がより効率的になります。
- ・写真補正:露出・彩度・コントラスト・トーンカーブ調整、レイヤー編集対応
- ・デザイン制作:ロゴ・バナー・SNS画像をベクター形式で制作・書き出し可能
- ・レイアウト:複数ページのPDFカタログや販促チラシを自由にデザイン
- ・互換性:PSD/AIファイルの読み込み、PDF・SVG・PNG・JPEGなど出力対応
- ・直感操作:ドラッグ&ドロップで編集、テンプレート保存で反復作業を短縮
Windows/Mac両対応で、動作も軽快。ネットショップの“日常的な作業”を短時間で仕上げるのに最適です。
たとえば、毎週の新商品撮影後にまとめて補正→リサイズ→バナー化する、といったフローもスムーズに行えます。
Affinityでできること(EC向けの具体例)
ECサイト運営に必要な“見せ方”を、すべてこの1本で。
- ・暗い写真を自然に明るくし、実物に近い色味に調整
- ・背景を白やグレーで統一し、一覧ページの清潔感を演出
- ・角度や余白をトリミングして商品を中央に配置
- ・テキストや価格を追加し、SNS用販促バナーを作成
- ・複数商品を並べた比較画像や特集ページ素材を作る
- ・Instagram・X・LINE投稿用に画像サイズを最適化
- ・季節キャンペーンの告知チラシやPDFカタログを制作
これらの編集を行うことで、「見栄えが整った=信頼できるショップ」という印象を作ることができます。
Affinityは軽量で処理が速く、数十枚単位の画像補正もスムーズ。外注に頼らず、運営者自身でスピーディに更新できるのも強みです。
Affinityのインストール方法(初心者でも3分で完了)
ダウンロードから起動までシンプル。チュートリアルで基礎操作も学べます。
- ・公式サイト(https://affinity.serif.com)にアクセス
- ・「Download Free」または「登録してダウンロード」をクリック(無料のCanvaアカウントが必要)
- ・OS(Windows/Mac)を選んでダウンロード → インストール
インストール後、操作を学ぶためのチュートリアルやガイドも用意されており、初めてでも比較的スムーズに使い始められます。
「Adobeはもう不要」と言える理由
“高額ソフトがないと無理”はもう過去。無料で必要十分な時代。
- ・費用ゼロ:サブスク不要。ツール代をカットして利益を守る
- ・必要十分な機能:明るさ補正・切り抜き・文字入れ・PDF出力に対応
- ・互換性:PSD/AI/PDF/SVG対応で取引先とのデータ共有もスムーズ
- ・軽快動作:低スペックPCでも高速処理、起動が早い
- ・学びやすさ:操作が直感的で、非デザイナーでもすぐ成果が出せる
EC運営者にとって、画像編集は「本業の一部」であり「主業務ではない」ことが多いです。
だからこそ、短時間で高品質な画像を量産できるツールが理想。
プロのデザイナーの一部でも有料のAdobeから無料のAffinityへ切り替えることを検討する人も出始めています。
EC運営者であれば、Affinityは十分すぎる機能をもった理想的な無料ソフトといえます。
さらに綺麗に見せるコツ
「撮り方」+「整え方」= プロ級の見栄え。誰でもできる5つのポイント。
- ・背景を統一:白または淡色背景で清潔感と統一感を出す
- ・自然光を活用:屋内でも窓際で撮影し、柔らかい光で陰影を整える
- ・トーンを揃える:Affinityで明るさ・コントラストを一括補正
- ・比率を固定:商品ページ・SNS投稿用にサイズを統一して見やすく
- ・余白を意識:詰め込みすぎず、空間を使って“高見え”を演出
この5つを意識するだけで、プロカメラマンのような“整った世界観”を実現できます。
Affinityなら補正をテンプレ化できるため、次回以降の画像も同じトーンで統一できます。
まとめ:無料のAffinityでコストを削減し、ショップを磨こう
“綺麗に見せる力”はデザインよりも誠実さ。Affinityがあればそれを形にできます。
ECサイトの印象を決めるのは「写真の質」と「見せ方」です。
どんなに良い商品でも、画像が暗かったりぼやけているだけで売れにくくなります。
しかしAffinityを使えば、無料で明るさ補正・背景調整・テキスト追加まで行え、撮影後すぐに商品ページに反映できるようになります。
外注コストを下げ、更新を自分でコントロールできるというのは、EC運営者にとって大きな武器です。
少しずつでもAffinityで写真を整えていけば、ショップ全体の完成度と信頼性が自然と向上していきます。
参考:もっと手軽に画像を整えたい方へ
初心者でも扱いやすい「編集・リサイズ・圧縮ツール」
「Affinityのような本格ツールはまだ少し難しそう…」という方は、ブラウザだけで使える無料オンラインツールもおすすめです。
リサイズやトリミング、圧縮などの簡単な調整であれば、インストール不要で数分で完了します。
👉 BASEの商品画像を簡単に加工・サイズ変更できる無料ツール7選
このようなツールと併用すれば、「撮影 → オンラインで軽く調整 → 必要に応じてAffinityで仕上げ」という流れができ、 短時間でクオリティの高い商品画像を作ることができます。
さらに「デザイン性」まで高めたい方へ
WEBディレクター / ECコンサルタント
普段は企業のWEBサイトやECショップの運営をサポートしていますが、オフの日は愛猫と遊んだり、カフェでゆっくり過ごすのが大好き☕🐾
お気に入りのカフェで新しいメニューを試したり、猫とゴロゴロしている時間が最高のリフレッシュになっています。
そんな日常の中で感じた「ちょっとした気づき」も、お仕事のヒントになっています😊





